搭乗者傷害保険の補償内容

自動車保険の自賠責保険や任意保険にある対人賠償責任保険は、人が受けた損害を補償するものとなっています。
ですが対人賠償責任保険はすべての人を補償の対象としていているわけではありません。
例えば運転手やその自動車の同乗者が受けた損害は、対人賠償責任保険の補償対象ではありません。
この補償を備えているのが「搭乗者傷害保険」です。
搭乗者傷害保険は損害を受けた日から180日以内に死亡した場合、保険金額を上限として死亡保険が適用されます。
またシートベルトを装着していたにも関わらず被害者が死亡した場合は、上記にある死亡保険とは別に300万円を上限とした保険金額の30パーセントが別に支払われます。
そして損害を受けた日から180日以内に後遺障害が発生した場合、保険金額に対して後遺障害等級で算定された金額が支払われます。
後遺障害等級は第1級から第14級まであり、第1級が保険金額100パーセント、第14級は4パーセントとなっています。
さらに重度後遺所外保険特別保険金や、重度後遺障害介護費用保険金などがあります。
これらは後遺傷害保険金に上乗せする形で支払われます。
続いてケガを折った場合は医療保険が適用されます。
ケガの場合の補償は、日数払と部位・症状払の2つがあります。
日数払は、被害後の180日以内の治療費が補償の対象となっています。
そして部位・症状払は、ケガの部位と症状に応じて保険金が決定されます。
搭乗者傷害保険に加入していないと、運転者や同乗者は補償である保険金が支払われません。
自動車による事故では、事故相手以外にも被害者がいることを想定し、かつ自身も被害者となることを理解しておきましょう。

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